10MeV以上のプロトン粒子フラックスが1.0e+01PFUを越えました。

 太陽プロトン速報

GOES-18 衛星の観測によると、03月23日08時15分UTに、10MeV以上のプロトン粒子フラックスが1.0e+01PFUを越えました。

https://swc.nict.go.jp/trend/proton.html

プロトンについて

以下、引用

陽子 (プロトン : proton): 中性子と共に原子核を構成する核子の1種。 プラスの電荷を持つ。 質量は電子質量の

約2千倍弱に相当する。 通常最も多く存在する水素原子の原子核に相当。

https://edu.jaxa.jp/contents/other/seeds/pdf/2_radiation.pdf

23日1時33分UTに活動領域3614で発生したX1.1のLDEフレア

 GOES衛星の観測によると、静止軌道の10 MeV以上のプロトン粒子フラックスは3月23日3時55分UT頃から上昇を始め、23日8時15分UTに10 PFUを超えてプロトン現象が発生し、現在も継続中です。

このプロトン現象は、23日1時33分UTに活動領域3614で発生したX1.1のLDEフレア（継続時間の長いX線フレア）に伴うものです。

https://swc.nict.go.jp/report/view.html?ym=202403&ids=a2024036&type=daily+weekly+bulletin+topics#js-report-viewer

https://www.spaceweatherlive.com/en/solar-activity/solar-flares.html